++ 2007.05.11 Fri ++
ホップは現在のビールには欠かせないもので、ビールの苦味はホップから生み出されているものですが、ホップがビールに添加されるようになったのはいつからでしょうか?
ビールが生まれた頃は、当然ホップはビールの原材料ではありませんでした。ホップが使われる以前はグルートと呼ばれる様々なハーブ類がビールに加えられていました。
ホップがグルートに代わって使われるようになったのは、ホップの微生物に対する抗菌力の強さがあったためです。
またホップを添加することで今までになかった、すっきりした苦味を実現することが出来るようになりました。
初めてビールにホップを添加したのは12世紀初頭、ドイツ、ルプレヒトベルク女子修道院のヒルデガルデス院長です。
ホップは当時の醸造家にとって魅力的なハーブであったのですが、ドイツではバイエルン以外の地域には、すぐには広まりませんでした。
ホップの使用が許可されなかったのです。当時の司教や領主などはグルートを使用する権利を醸造家に与えて利益を上げていました。ですからホップの使用は禁止だったわけです。
イギリスでは伝統的なエールの醸造法に固執する醸造家が多く、特にホップに対する風当たりが強かったようです。
当時はホップを添加したものをビールと呼び、グルートを使用したものをエールと呼んで区別していました。現在ではエールもホップを添加していますが、ビールという言葉自体ホップの誕生とかかわりがあるんですね。
反対派が多かったホップですが、ホップの効果には逆らえず、徐々に広がりを見せることになります。イギリスでも大陸に遅れて15世紀になって、やっとホップ入りのビールが受け入れられます。
イギリスでホップが認められたといっても、当時はエールとは別の麦芽飲料のビールとしてであり、ビールには税金が多くかかるなど、ビール醸造業者は苦労したようです。
ですが、抗菌作用のあるホップはエールの醸造時にも使用されるようになり、17世紀末には、ほとんどのエールにホップが添加されることになります。
今ではホップを使ってないビールの方が珍しいですが(意外とビール嫌いの人は苦いのがイヤだと言うのでホップの入ってないビールなら飲める場合もある)、当たり前のようにビールにはホップと言われるまでには苦労があったわけですね。
ビールが生まれた頃は、当然ホップはビールの原材料ではありませんでした。ホップが使われる以前はグルートと呼ばれる様々なハーブ類がビールに加えられていました。
ホップがグルートに代わって使われるようになったのは、ホップの微生物に対する抗菌力の強さがあったためです。
またホップを添加することで今までになかった、すっきりした苦味を実現することが出来るようになりました。
初めてビールにホップを添加したのは12世紀初頭、ドイツ、ルプレヒトベルク女子修道院のヒルデガルデス院長です。
ホップは当時の醸造家にとって魅力的なハーブであったのですが、ドイツではバイエルン以外の地域には、すぐには広まりませんでした。
ホップの使用が許可されなかったのです。当時の司教や領主などはグルートを使用する権利を醸造家に与えて利益を上げていました。ですからホップの使用は禁止だったわけです。
イギリスでは伝統的なエールの醸造法に固執する醸造家が多く、特にホップに対する風当たりが強かったようです。
当時はホップを添加したものをビールと呼び、グルートを使用したものをエールと呼んで区別していました。現在ではエールもホップを添加していますが、ビールという言葉自体ホップの誕生とかかわりがあるんですね。
反対派が多かったホップですが、ホップの効果には逆らえず、徐々に広がりを見せることになります。イギリスでも大陸に遅れて15世紀になって、やっとホップ入りのビールが受け入れられます。
イギリスでホップが認められたといっても、当時はエールとは別の麦芽飲料のビールとしてであり、ビールには税金が多くかかるなど、ビール醸造業者は苦労したようです。
ですが、抗菌作用のあるホップはエールの醸造時にも使用されるようになり、17世紀末には、ほとんどのエールにホップが添加されることになります。
今ではホップを使ってないビールの方が珍しいですが(意外とビール嫌いの人は苦いのがイヤだと言うのでホップの入ってないビールなら飲める場合もある)、当たり前のようにビールにはホップと言われるまでには苦労があったわけですね。
++ 2007.05.08 Tue ++
修道院でビールって結びつきますか?ビールが好きな方ならご存知だとは思いますが、修道院はビールの広まりに大変貢献していますし、今でもベルギービールでは修道院で造られたものがたくさんあります。トラピストビールって呼ばれて、一つのジャンルのようにもなってますね。
修道院でビール(エール)が造られるようになったのは、イングランドに派遣されたローマ人の修道僧が造りはじめたことが始まりです。(597年)
ワインを愛飲していたローマの修道僧ですが、ぶどうが取れない地域では穀物から酒を造る必要があったわけです。
こうして徐々に修道院でエールが造られるようになっていき、8世紀頃になると、たいていの修道院ではエールの醸造を行っていました。
修道院は訪問者に必需品や食物、エールを与えるのがならわしでもありました。
8世紀も中頃になると、訪問者や巡礼を目当てにした飲食の施設が修道院の周りに盛んに造られるようになります。エールハウスの始まりです。
当時のエールは日常的に飲まれるもので、スープのようなものでした。生活必需品であり、女性の仕事、家事でもあったわけです。各家庭には独自のレシピがあり、代々受け継がれていくものでした。
12世紀になると、おびただしい数の巡礼者や放浪者が修道院を訪れ、食事やビールの施しを求めるようになります。
こういったほどこしをするのは大変なことではありますが、修道院には寄付も多く、周りの村などは大量の食料などを差し出さなくてはならなかったようです。
修道院はビールの醸造技術者の養成機関としての役割もありました。最先端の科学技術の中でビール醸造ができたわけです。ビール醸造を体系化したのも修道院です。
ビールに初めてホップを加えたのも修道院の醸造技師です。(12世紀初頭、ドイツの女子修道院院長ヒルデガルデスによる)
修道院の科学的根拠に基づいたビールの品質は、その他のものとは一線を画す出来で、高い価格で取引されるようになり、修道院の貴重な財源となっていきました。
修道院でビール(エール)が造られるようになったのは、イングランドに派遣されたローマ人の修道僧が造りはじめたことが始まりです。(597年)
ワインを愛飲していたローマの修道僧ですが、ぶどうが取れない地域では穀物から酒を造る必要があったわけです。
こうして徐々に修道院でエールが造られるようになっていき、8世紀頃になると、たいていの修道院ではエールの醸造を行っていました。
修道院は訪問者に必需品や食物、エールを与えるのがならわしでもありました。
8世紀も中頃になると、訪問者や巡礼を目当てにした飲食の施設が修道院の周りに盛んに造られるようになります。エールハウスの始まりです。
当時のエールは日常的に飲まれるもので、スープのようなものでした。生活必需品であり、女性の仕事、家事でもあったわけです。各家庭には独自のレシピがあり、代々受け継がれていくものでした。
12世紀になると、おびただしい数の巡礼者や放浪者が修道院を訪れ、食事やビールの施しを求めるようになります。
こういったほどこしをするのは大変なことではありますが、修道院には寄付も多く、周りの村などは大量の食料などを差し出さなくてはならなかったようです。
修道院はビールの醸造技術者の養成機関としての役割もありました。最先端の科学技術の中でビール醸造ができたわけです。ビール醸造を体系化したのも修道院です。
ビールに初めてホップを加えたのも修道院の醸造技師です。(12世紀初頭、ドイツの女子修道院院長ヒルデガルデスによる)
修道院の科学的根拠に基づいたビールの品質は、その他のものとは一線を画す出来で、高い価格で取引されるようになり、修道院の貴重な財源となっていきました。
++ 2007.05.07 Mon ++
古代の英国では野生の蜂蜜を発酵させた蜜酒(ミード)が良く飲まれていたそうです。
ミードの需要は時代とともに増えてくるわけですが、蜂蜜は貴重な甘味料でもありますし、ミード造りにたくさん使うことは出来ません。
そこで考えられたのが、蜂蜜に何か別のものを加えて、蜂蜜の使用量を減らすことでした。
その蜂蜜の代用品として考えられたのが穀物です。
穀物を発芽させて糖分が造られたものを蜂蜜に混ぜてミードを造り始めました。
しかし穀物を混ぜたミードは純粋はミードの品質には及ばず、穀物入りのものと、穀物が入ってないものを区別する必要が出てきました。
そこで穀物酒を表す言葉として生まれたのが「エール」です。
昔は質の低い穀物酒のことを表す言葉だったんですね。そんな「エール」ですが、品種の改良が進みおいしいお酒になっていったわけです。
ミードの需要は時代とともに増えてくるわけですが、蜂蜜は貴重な甘味料でもありますし、ミード造りにたくさん使うことは出来ません。
そこで考えられたのが、蜂蜜に何か別のものを加えて、蜂蜜の使用量を減らすことでした。
その蜂蜜の代用品として考えられたのが穀物です。
穀物を発芽させて糖分が造られたものを蜂蜜に混ぜてミードを造り始めました。
しかし穀物を混ぜたミードは純粋はミードの品質には及ばず、穀物入りのものと、穀物が入ってないものを区別する必要が出てきました。
そこで穀物酒を表す言葉として生まれたのが「エール」です。
昔は質の低い穀物酒のことを表す言葉だったんですね。そんな「エール」ですが、品種の改良が進みおいしいお酒になっていったわけです。
++ 2007.05.06 Sun ++
日本のビールも色んな種類のものが増えてきましたけど、世界中には驚くほど様々な味わいのビールがあります。
世界中の国の中でも一番ビールの種類が多い国と言えばベルギーです。そして僕はベルギービールが一番好きです。
ビールのタイプを大きく分けると、ラガーとエールの二つに分けれます。ラガーは10度前後の比較的低温で発酵させて造られるビールで、酵母が下に沈むことから「下面発酵」とも呼ばれています。
ラガーは15世紀にドイツで生まれたビールで、世界の主流となっているビールです。日本のほとんどのビールもラガーです。
エールはラガーに比べて高い温度である20度ほどで発酵させて造るビールで、8000年以上も昔から造られているビールです。酵母が浮いてくることから「上面発酵」ともいいます。日本では地ビールに多いですね。
エールの方がラガーより、色んな味わいのビールを造ることが出来るといわれており、ベルギーで造られているビールはエールタイプのビールです。
ベルギーのビールは1000種類ほどあるそうですが、ビールの数だけ言うと日本のビールの種類の方が多いようです。でも日本のビールは割りと似た味わいのものが多いのに対して、ベルギーのビールは一つ一つ特徴があって、色んな味わいを楽しめます。
酸味の強いもの、果物の甘みをつけたもの、自然発酵のもの、様々なスパイスを加えたもの…。本当に驚かされるくらい味のバリエーションがあります。
日本のビールとはずいぶんと違い、喉越しとか、スッキリ感がなく味わい深いものが多いのも特徴です。
今では日本でも色んなところでベルギービールが飲めるようになりましたし、ベルギービール専門のバーも増えてきましたよね。
ビール嫌いの人でも実は日本のビールの味が苦手なだけで、ビールは好きかもしれないので、色々と試してみるといいかもしれないです。
僕の周りにもビールは嫌いだったけどベルギービールを飲んで好きになった人もいますしね。
世界中の国の中でも一番ビールの種類が多い国と言えばベルギーです。そして僕はベルギービールが一番好きです。
ビールのタイプを大きく分けると、ラガーとエールの二つに分けれます。ラガーは10度前後の比較的低温で発酵させて造られるビールで、酵母が下に沈むことから「下面発酵」とも呼ばれています。
ラガーは15世紀にドイツで生まれたビールで、世界の主流となっているビールです。日本のほとんどのビールもラガーです。
エールはラガーに比べて高い温度である20度ほどで発酵させて造るビールで、8000年以上も昔から造られているビールです。酵母が浮いてくることから「上面発酵」ともいいます。日本では地ビールに多いですね。
エールの方がラガーより、色んな味わいのビールを造ることが出来るといわれており、ベルギーで造られているビールはエールタイプのビールです。
ベルギーのビールは1000種類ほどあるそうですが、ビールの数だけ言うと日本のビールの種類の方が多いようです。でも日本のビールは割りと似た味わいのものが多いのに対して、ベルギーのビールは一つ一つ特徴があって、色んな味わいを楽しめます。
酸味の強いもの、果物の甘みをつけたもの、自然発酵のもの、様々なスパイスを加えたもの…。本当に驚かされるくらい味のバリエーションがあります。
日本のビールとはずいぶんと違い、喉越しとか、スッキリ感がなく味わい深いものが多いのも特徴です。
今では日本でも色んなところでベルギービールが飲めるようになりましたし、ベルギービール専門のバーも増えてきましたよね。
ビール嫌いの人でも実は日本のビールの味が苦手なだけで、ビールは好きかもしれないので、色々と試してみるといいかもしれないです。
僕の周りにもビールは嫌いだったけどベルギービールを飲んで好きになった人もいますしね。
++ 2007.05.02 Wed ++
アサヒビールは日本のビール業界の最大手ですが、昔は倒産してしまうくらいの危機にまで直面したことのある会社なんですよね。
その会社の危機を救ったのがスーパードライ。今までのビールとは一線を画すキレの良さで、爆発的なヒットを記録し、アサヒビールを救ったわけです。
そんなスーパードライですが、発売当初のものは飲んだことありませんが、個人的にはそんなにドライな印象は受けない、ただ味気ないビールといった感想でした。特有の香りがあって、それがまた良くない。
あんまり良い印象はなかったわけです。
最近のアサヒビールは鮮度という部分を大切にしています。ある時、鮮度の良い新しいスーパードライを飲んだのですが、今まで飲んでいたものとの違いに驚きました。
同じビール?といった感じでしたね。いかに今までのビールの管理がずさんだったのかという部分と、ビールは鮮度が大切なのねと思い知った瞬間でした。
この鮮度を保つのはかなり難しい問題だと思います。ビールの生産量などに難しい管理が必要ですし、それ以上に小売店などにも管理体制をしっかりとってもらわないといけないですからね。
難しい問題に挑戦していますね。でもとっても素晴らしいことだと思います。野菜とかなら見た目で分かってしまいますが、ビールはほっておいても外観ではわからないですからね。
今までも居酒屋などで樽生のビールを飲んだときに、おいしいスーパードライに出会ったことはありますが、缶ビールも樽のビールも中身は同じで、どちらも生ビールだから味は変わらないはずなのに、明らかに味が違うのは何故?と思っていたのですが、鮮度の問題だったんですね。
回転率というか、人気のお店は常に新鮮なビールを自然に提供できていたんだろうなぁと思います。(実際はサーバーのメンテナンスとか抽出技術も大きく影響するけど)
スーパードライは缶や瓶に書いてある番号をHPに入力すると、何時、どこで、誰が造ったビールかわかるようになってますよね。良い取り組みだなぁと思います。
その会社の危機を救ったのがスーパードライ。今までのビールとは一線を画すキレの良さで、爆発的なヒットを記録し、アサヒビールを救ったわけです。
そんなスーパードライですが、発売当初のものは飲んだことありませんが、個人的にはそんなにドライな印象は受けない、ただ味気ないビールといった感想でした。特有の香りがあって、それがまた良くない。
あんまり良い印象はなかったわけです。
最近のアサヒビールは鮮度という部分を大切にしています。ある時、鮮度の良い新しいスーパードライを飲んだのですが、今まで飲んでいたものとの違いに驚きました。
同じビール?といった感じでしたね。いかに今までのビールの管理がずさんだったのかという部分と、ビールは鮮度が大切なのねと思い知った瞬間でした。
この鮮度を保つのはかなり難しい問題だと思います。ビールの生産量などに難しい管理が必要ですし、それ以上に小売店などにも管理体制をしっかりとってもらわないといけないですからね。
難しい問題に挑戦していますね。でもとっても素晴らしいことだと思います。野菜とかなら見た目で分かってしまいますが、ビールはほっておいても外観ではわからないですからね。
今までも居酒屋などで樽生のビールを飲んだときに、おいしいスーパードライに出会ったことはありますが、缶ビールも樽のビールも中身は同じで、どちらも生ビールだから味は変わらないはずなのに、明らかに味が違うのは何故?と思っていたのですが、鮮度の問題だったんですね。
回転率というか、人気のお店は常に新鮮なビールを自然に提供できていたんだろうなぁと思います。(実際はサーバーのメンテナンスとか抽出技術も大きく影響するけど)
スーパードライは缶や瓶に書いてある番号をHPに入力すると、何時、どこで、誰が造ったビールかわかるようになってますよね。良い取り組みだなぁと思います。